DolphinX AIOの料金プランまとめ。6ヶ月契約の総額と割引条件(2026年8月確認)
LLMO計測ツールのDolphinX AIO(株式会社メディアリーチ)の料金を調べると、月額30,000円からという数字が最初に目に入ります。ただ、導入を検討するうえで実際に必要なのは月額ではなく、最低契約期間6ヶ月を掛け合わせた初回の総額です。この記事では、公式料金ページ(2026年8月1日確認)の内容を正確に転記したうえで、契約パターン別の総額を計算し、どんな会社にこの投資が見合うかを整理します。
先にお断りしておくと、この記事を書いている私たちKIZUNA Creationは、同じLLMO計測分野でUITruthというツールを開発している立場です。だからこそ、DolphinX AIOの料金は公式公開情報だけを根拠に正確に書き、評価が分かれる部分は判断材料ごと読者にお渡しします。
料金プランは3つ。いずれも税別・最低契約6ヶ月
DolphinX AIOの料金は次の3プラン構成です。金額はすべて税別・月額で、最低契約期間は6ヶ月、初期費用は無料です。
- ライト: 月額30,000円(税別)、12ヶ月契約時の月額27,000円、日次プロンプト数20、主な利用枠は1プロジェクト・3ユーザー・簡易レポート
- プロ: 月額50,000円(税別)、12ヶ月契約時の月額45,000円、日次プロンプト数50、主な利用枠は2プロジェクト・10ユーザー・詳細レポート
- ビジネス: 月額100,000円(税別)、12ヶ月契約時の月額85,000円、日次プロンプト数80、主な利用枠は5プロジェクト・20ユーザー
日次プロンプト数は、生成AIに毎日自動で投げる質問の数です。自社名や商品名に関する質問を20〜80本、毎日定点観測できると読み替えるとイメージしやすいと思います。
割引と関連プランとして、次の条件も公式サイトに記載されています。
- 12ヶ月契約にすると月額が上記のとおり割引されます(ライトで月3,000円引き)
- 姉妹製品DolphinX SEOとのセットプランが月額50,000円・80,000円・180,000円(税別)で用意されています
- ツールとは別ラインで、LLMOコンサルティングが月300,000円から、内製化支援が月150,000円×6ヶ月(ツール利用料別)というメニューもあります
総額シミュレーション。最低構成でも初回コミットは18万円
月額表示のままでは意思決定しにくいので、契約パターン別の総額を計算します。単純に公式月額と契約月数を掛けたもので、税別です。
- ライト・最低6ヶ月: 30,000円×6で総額180,000円(税別)
- プロ・最低6ヶ月: 50,000円×6で総額300,000円(税別)
- ビジネス・最低6ヶ月: 100,000円×6で総額600,000円(税別)
- ライト・12ヶ月: 27,000円×12で総額324,000円(税別)
- プロ・12ヶ月: 45,000円×12で総額540,000円(税別)
- ビジネス・12ヶ月: 85,000円×12で総額1,020,000円(税別)
つまり、いちばん小さく始めても、契約時点で税別180,000円の支出を決めることになります。月30,000円という見た目より、稟議に載せる数字はこちらです。逆に、6ヶ月分を先に約束する契約形態は、月ごとの請求で解約リスクを気にするより腰を据えて運用したい会社には合理的でもあります。
なお、6ヶ月の途中で解約した場合の扱い(残期間の支払い義務や違約金の有無)は、公式サイトの公開情報からは確認できませんでした。契約前に営業窓口へ確認することをおすすめします。
無料トライアルは14日間。申込制でカード登録は不要
DolphinX AIOには14日間の無料トライアルがあります。クレジットカードの登録は不要ですが、申込制のため、フォームからの手続きを経ての利用開始となります。その場で即時に使い始める形式ではない点だけ、スケジュールに織り込んでおくとよいと思います。6ヶ月契約という条件を考えると、このトライアル期間で日次レポートの使い勝手と社内の運用体制を確かめておく価値は大きいはずです。
この料金が見合う会社、見合わない会社
価格の妥当性は機能と体制で決まります。公式サイトに記載された機能を前提にすると、次のように整理できます。
月30,000円以上を払う価値がある会社の条件は、おおよそ次のとおりです。
- マーケティング専任の担当者や部門があり、日次のレポートを見て動ける体制がある
- ChatGPTだけでなくGeminiやCopilotなど複数の生成AIでの露出を追う必要がある(対応AIは公式ページ間で4種と7種の表記差がありますが、複数AIの横断計測に対応していることは確かです)
- 露出率・引用率の計測にとどまらず、AIコンサルチャットや施策の自動生成、GA4連携まで含めて運用に組み込みたい
- 税別180,000円からの初回コミットについて社内の稟議を通せる
一方で、次のような段階の会社には、この料金は先行投資として重い可能性があります。
- そもそも自社がChatGPTにどう紹介されているか、まだ一度も確かめていない
- LLMO対策に効果があるか半信半疑で、まず小さく試して判断したい
- マーケティング担当が兼任で、日次レポートを毎日見る運用は現実的でない
前者に当てはまるなら、DolphinX AIOは国産ツールの中でも機能の網羅性が高い選択肢です。後者に当てはまるなら、いきなり6ヶ月契約を結ぶ前に、より小さい入口から現在地を測るほうが順序として自然だと考えます。
低予算で始める選択肢
参考までに、私たちが開発するUITruthの料金も並べておきます。こちらはすべて税込で、最低契約期間はありません。
- Free: 月額0円(税込)、毎週自動計測する質問数1問
- Starter: 月額2,980円(税込)、毎週自動計測する質問数5問
- Pro: 月額9,800円(税込)、毎週自動計測する質問数20問
- Agency: 月額29,800円(税込)、毎週自動計測する質問数100問
ただし、価格だけ見て乗り換え候補にするのは早計です。UITruthが計測できる生成AIは現時点でChatGPT一系統だけで、自動計測は日次ではなく週次です。施策の自動提案やGA4連携もなく、適格請求書(インボイス)の発行にも対応していません。複数AIを日次で追い、施策支援まで求めるなら、機能面ではDolphinX AIOのほうが上です。目的が「まずChatGPTでの自社の見え方を低コストで定点観測する」ことに絞られる場合に、月2,980円・縛りなしという条件が意味を持ちます。
よくある質問
DolphinX AIOの月額はいくらですか
公式料金ページ(2026年8月1日確認)によれば、ライト30,000円・プロ50,000円・ビジネス100,000円(いずれも税別・月額)です。12ヶ月契約でそれぞれ27,000円・45,000円・85,000円に割引されます。
最低契約期間はありますか
あります。全プラン共通で最低6ヶ月です。このため契約時の実質的なコミット額は、最小構成のライトプランでも税別180,000円になります。初期費用は無料です。
無料で試せますか
14日間の無料トライアルがあります。申込制で、クレジットカードの登録は不要です。
もっと安い選択肢はありますか
計測対象をChatGPTに絞れば、月数千円台のツールや無料の単発診断という選択肢があります。DolphinX AIOの代替をどう考えるかは別の記事で目的別に整理しているので、そちらをご覧ください。
まとめ。月額ではなく総額と体制で判断する
DolphinX AIOの料金を検討する際のポイントは3つです。第一に、判断すべき数字は月額30,000円ではなく初回コミット税別180,000円であること。第二に、その投資が生きるのは日次レポートを運用できる体制がある会社であること。第三に、14日トライアルで体制との相性を確かめてから契約できることです。
もし「その前に、まず自社がChatGPTにどう紹介されているかを知りたい」という段階でしたら、UITruthの無料ゲスト診断をどうぞ。アカウント登録なしで、自社名を入れてすぐに結果を確認できます(uitruth.app)。測ってみた結果が意外だったという方は、お問い合わせフォームやXで教えてください。今後の検証記事の題材にさせていただきます。
出典(すべて2026年8月1日確認)
DolphinX AIOに関する記載
- 料金ページ: https://dolphinx.jp/pricing/aio
- 製品ページ: https://dolphinx.jp/aio
- 運営会社(株式会社メディアリーチ): https://mediareach.co.jp/
UITruthに関する記載
- 料金ページ: https://uitruth.app/pricing
本記事の価格・契約条件はすべて上記の公開情報を確認日時点で引用したものです。最新の内容は各公式サイトでご確認ください。記載の会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。
読んだら、次は自社の番です
自社に近いシナリオはあったでしょうか。あったなら、その場面の聞かれ方をそのまま試すのが早道です。登録もクレジットカードも不要で、結果は実際のChatGPTの回答から取り出します。